ときたの技術ノート

アウトプット!!!近道はない。泥臭く頑張れ。

【読了】ITIL はじめの一歩 スッキリわかるITILの基本と業務改善のしくみ

読んだ本

ITIL はじめの一歩 スッキリわかるITILの基本と業務改善のしくみ』
最上 千佳子 著/ 2019年03月11日
定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
仕様:四六・256ページ www.shoeisha.co.jp

あらすじ

ITシステム運用管理の人気資格・ITIL。昨今は、 サービスマネジメントの重要性が高まったことにより、 IT業界だけでなく、製造業、金融、物流など、IT以外の業界からも 注目を集めています。
本書は、そんなITILの基本をわかりやすく 解説した入門書です。 「八百屋にITILを導入したらどうなる?」 「旅館にITILを導入したらどうなる?」など、 ユニークなケーススタディを交えつつ、 ITILの概要や導入のメリットについて 丁寧に説明しています。
ITILの資格取得を目指す人はもちろん、 自社にITIL導入が決まった人、自社の業務プロセスを 改善したい人などなど、ITILに興味がある あらゆる人に読んでほしい1冊です。

読んだ背景

エンジニアの友人が面白そうな本があると勧めてくれたので読んだ。 他人が自分に勧めてくれたものは、なるべく目を通したいタイプ。

感想

ITIL何それおいしいの?という状態で読んだが、読後、ITILが何たるかのイメージがつくようになった。 前半部は、ITILの考え方を具体的な事例を踏まえて紹介してくれていて、かなりイメージがつきやすくわかりやすい。旅館とか八百屋の経営改善の話が具体例として上がっていた。 ITILは、起きているビジネス課題を解決するための思考パターンなんだなという理解。

後半部は、ITILの考え方をより詳しく説明してくれていた。前半がかなり噛み砕いて説明してくれていた一方で、後半はかなり淡々と用語の解説がされていた印象。インシデント管理やリリースの話については、以前保守で参画したプロジェクトでよく耳にしていたワードだったので、あのプロジェクトでは、ITILフレームワークに沿ってやっていたのかという発見もあった。

全体的にサラッと読みやすい。ビジネス課題解決のためのフレームワークを知れてよかった。今後また必要な時に、ITIL周りの勉強をしていこうと思う。